独身女の雑記

東京の西側に住む独身女の雑記です

台風だった


去年の今頃も
やっぱり台風が来てた気がする

13歳下の彼氏が出来て
雨のなか待ち合わせして
会った

向こうの住む所をあてもなく散歩して
よく歩くコースを一緒に歩く事は嬉しかった

小さな公園で
猫を見つけて
追いかけてるうち見失って
私が猫を追いかけた後ろを
彼氏も追いかけた

 

大国魂神社
子供の頃来たきりで
全然覚えてなかった
府中も記憶が全くなかった


降っていた雨がだんだん強くなってきて
履いてきた靴がびちゃびちゃになって
靴の色が足に移って困った
相手の家のフローリングに着かないように
タオルを借りたけど
申し訳なさしかなかった


寝る時部屋が真っ暗で
本当に明かりもなくて
何時迄も目が慣れなくて
真っ暗の中セックスして
それは嵐みたいなセックスで
荒々しくて
私は物みたいだった


私とセックスしてるんだ
って彼は思っているんだろうか
ただの物質
ただの穴に出し入れしてるだけなんじゃないかと

きっとそれは正しい感覚だったと思う


私は彼の事を嫌いじゃなかった
好きであった
多分


不安が優って
気持ちいいとか
ただ肉体的な所は満たされたけど
精神的な部分が満たされなくて
不完全なセックスだった


台風だった
思い出した

真っ暗な所でセックスするのは
あまり好きではないこと
思い出した


私を見てくれているか
不安になるから